送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
広島県のT様提供の画像で紹介します。


御調今田テレビ中継局  2013年3月撮影

御調今田(みつぎいまだ)中継局は、尾道市御調町今田の今田天満神社境内にあります。小高い丘になっています。
この中継局からは、アナログ・デジタルともNHKのみの送信です。2009年12月にデジタル化されました。
2013年3月時点ではアナログ中継局がまだ残っています。


遠景です。


樹木の間から見える場所がありました。

 

樹木に囲まれているため、見上げる形での撮影になります。

 


位置関係です。 合成

 


正面側から。


アナログ中継局から紹介します。

アナログ中継局の送信アンテナは14m鉄塔に共用の90CRが1段4面です。

 


鉄塔基部です。 アナログはボックスに機器が納まっています。

表示です。

 

2種類の銘板があります。

 


モニターアンテナです。

 


こちらは、受信アンテナです。

受信は北東へ約600m離れた山の上で12素子八木(Hi・Low兼用)で高見山を受けています。

 


機器です。

 


続いてデジタル中継局を紹介します。デジタル中継局は、アナログ中継局の隣に新築されました。

送信アンテナです。デジタル中継局の送信アンテナは、双ループ形式です。

 


鉄塔基部です。

局舎です。

 


表札です。

GPSとモニターアンテナです。

 


デジタル鉄塔の銘板です。

 

ところで、デジタルでも付近に受信アンテナが見当たりません。アナログ受信アンテナ付近にもありませんでした。


ケーブルが繋がっています。

札があります。

どこか離れた場所で受信しているようです。

 


ケーブルを追いかけてみます。

 


電柱にも表示があります。

 

デジタルでは約2km離れたグランド敷地隅(郵便局向かい)に受信点があり、御調中継局を受けています。

 


16素子のリングアンテナです。

受信機器です。

 


付近を合成画像でどうぞ。両側の道路は一直線に繋がっています。

 


画像の中心部です。

拡大しました。

受信点から御調中継局が見えます。(当たり前のことですが・・・。逆に言うと、ここまで来ないと親局が見えないことになります。)
画像を見ると、このあたりから手前の山陰から現れるようです。

 


こちらは、受信点付近から見た御調今田中継局の遠景です。


ところで、御調今田中継局に御調津蟹中継局の名前の札があります。

御調津蟹中継局では、御調今田中継局からケーブルで番組を引っ張っているようです。

御調今田・津蟹の両中継局は、アナログとデジタルでは受信系が大きく異なるようです。
当中継局の親局が御調局に変更されたのは、高見山(尾道局)の出力が弱くなって満足に受信できなくなったからでしょうか。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育
チャンネル 51ch 49ch
出力 各局とも 1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって放送を終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育
チャンネル 40ch 41ch
リモコン
出力 各局とも

0.1W

御調今田中継局では、民放各社は中継局を設置していません。


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