送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
広島県のT様提供の画像で紹介します。


協和テレビ中継局  2013年1月撮影

協和中継局は、府中市阿字町の神谷山にあります。2008年11月にデジタル化されました。
撮影時点では、まだアナログ中継局が残っています。


デジタル化前のアナログ中継局は、局舎はNHK単独と民放はRCCとHTV、HOMEとTSSの2グループに分かれており、
合わせて3つあります。鉄塔は全社共用です。そして、送信アンテナは、4L1段2面、上からNHK2波、RCCとHTV、
HOMEとTSSの3グループででした。

このように分かれているのは、開局時期によるものと思われます。当中継局は、デジタル化に際して、局舎を全社共用で新築しましたが、
送信鉄塔はアナログからの継続利用です。
デジタルアンテナの取り付け場所を空けるため、アナログ送信アンテナを集約したようです。
そのため、現在も送信アンテナは3段ですが、サイマル以降の並びは不明です。

アナログ中継局とデジタル中継局が一体化していますので、合わせて紹介します。


遠景です。

 

全景を角度を変えて2枚。

局舎は鉄塔付近にアナログ・デジタル合わせて4棟が並んでいます。また、その前面には、高見山受けの各社の受信アンテナが並んでいます。

 


アナ・デジ共用の鉄塔です。

鉄塔下部です。

 

送信アンテナを別角度から3枚。上2段がアナログ、一番下がデジタルでしょうか?。

 


局舎の全景です。

 


NHK局舎です。

左・RCC&HTV局舎、右・HOME&TSS局舎

 


NHK表札

 


RCC・HTV表札

HOME・TSS表札

 


デジタル局舎と表札です。

 


局舎前のVHF八木アンテナ群です。 合成画像

アナログ受信アンテナは、HOMEとTSSが共用の3mグリッドパラボラ、他は単独でNHK−Gが8素子八木2列、NHK−Eが8素子八木1列、
RCCが8素子八木2列、HTVが12素子八木1列です。

 

HOMEとTSS共用のアナログ3mグリッドパラボラを2枚。

 


パラボラの銘板です。

 

こちらは、デジタルの受信アンテナと思われます。多分、プレートパラボラはNHKのTTL受け、グリッドパラボラは民放共用の放送波受けと思われます。
この2基方向が微妙に異なっています。また、さらにTTLパラボラがあるようです。

上のパラボラは、父石局向けのTTL送信アンテナの可能性もあります。この場合NHKは、宇根山固定局受けになります。 

 

デジタルパラボラは、独立した鉄塔にあります。

 


プレートパラボラの銘板です。

 


鉄塔のアナログ銘板です。

こちらは、デジタル銘板です。

 


デジタルパラボラ鉄塔の銘板と思われます。

 


GPSです。2か所にあります。

 


親局方向(南方向)です。

 


上記画像を拡大すると、なにやら鉄塔が見えます。方向から見て、父石中継局と思われます。

 


西方向の風景です。

 


ふもとの集落です。

 


西方向画像を拡大すると鉄塔が見えます。宇根山固定局と思われます。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RCC HTV HOME TSS
チャンネル 53ch 51ch 55ch 57ch 49ch 47ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって放送を終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RCC HTV HOME TSS
チャンネル 30ch 27ch 33ch 34ch 35ch 31ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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