送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
広島県のT様提供の画像で紹介します。


因島テレビ・FM中継局  2012年6月撮影

因島中継局は、因島の南部の天狗山にあります。(天狗山は、因島浅間山とも呼ばれているようです。また、中継局の
周囲は、公園として整備されているようです。)2007年11月にデジタル化されました。

遠景です。

 


上記の位置からの拡大です。

別角度から。FMアンテナもあります。

 


  
全景です。                              局舎入口です。

設備の様子を観察しますと、アナログ設備は見当たらないようです。撤去済みと思われます。

 


別角度から。

表札です。

デジタル送信アンテナは全社共用(?)の4面1段です。鉄塔にある2基のパラボラは受信用と送信用と思われます。
大きな方は全社共用放送波受けと思われます。親局は方向から見て三原局でしょう。(未確認です。)
小さな方は、NHKの因島田熊局向けTTL送信用だと思います。

 


左・田熊局送りTTL
右・三原局放送波受けと思われます。

別角度から。
 

 


送信アンテナです。

拡大しました。

 


GPSです。

 

以下は、アナログ時代の説明です。

局舎と鉄塔は、NHK・RCC・HTVの3社共用とHOME・TSSの2社共用の2グループでした。 
また、送信アンテナは、NHKは単独の4L1段4面、RCCとHTVは共用の4L1段4面でした。(上がNHK)
HOMEとTSSは、個別に4L1段4面です。(上がHOME)

親局は全社、三原中継局です。受信アンテナはNHKは単独の1.8mグリット、RCCとHTVは共用の1.8mグリッド、
この2基は中継局から約350m離れた場所にありました。一方、HOMEとTSSは共用の2.4mグリッドです。
こちらは、中継局と同じ場所でした。

以上のアナログ設備は、すべて撤去済みのようです。したがって、アナ・デジ混在時にはどのような形状だったのかは
不明です。

アナログのNHK・RCC・HTV3社共用局舎・鉄塔を利用しデジタル化されたようです。(全社共用)


FM中継局

因島中継局では、NHKのみFM中継局も設置されています。


FM鉄塔です。

別角度から。

NHK−FMの送信アンテナです、3素子1段3面です。
FM機器はテレビ局舎にありますが、鉄塔は少し離れた場所にあります。

 


FMアンテナです。

別角度から。

 


銘板がありました。

 

付近に八木アンテナがあります。 どちらかがFM受信用だと思われますが、ハッキリしません。
資料では5素子八木アンテナ1列2段で高見山を受けていることになっていますが、実際は違うかもしれません。

 


支柱の支えのみがあります。多分HOME・TSS共用アナログ中継局のものと思われます。
ここには、14m鉄塔があったものと思われます。また、局舎は撤去済みなのでしょうか。

支えを残してあると云うことは、再利用するのでしょうか。



因島田熊中継局方向です。

 


上記画像の真ん中を拡大しました。中継局が見えます。

 


こちらは、形状から見て因島三庄(みつのしょう)中継局と思われます。
この中継局は、デジタル化されず廃局になりました。

 


天狗山には三角点かあります。

 


山頂から見た瀬戸内海の風景です。 合成画像です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RCC HTV HOME TSS
チャンネル

48ch , 15ch

38ch 50ch , 19ch

62ch 60ch 33ch

出力

各局とも

10W

追加の1519chの出力は7Wです。 なお、この2チャンネルは補間波と思われますが、経緯については
分かりませんでした。多分、一部の地域で主チャンネルに混信があったのでしょう。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

NHK−FM  83.5MHz   1W

広島FMは中継局を設置していません。


デジタル NHK総合 NHK教育 RCC HTV HOME TSS
チャンネル 42ch 44ch 16ch 17ch 29ch 28ch
リモコン
出力 各局とも

1W


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