送 信 塔 見て歩き
兵庫県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


姫路出屋敷テレビ中継局  2014年3月撮影

姫路市の中心部から西側のJR姫新線太市駅付近は地形が複雑なようで、狭い範囲に3つものテレビ中継局が設置されています。

姫路出屋敷(でやしき)中継局はアナログでは、JR太市駅の南側、山のふもとの集落内(住所は、姫路市相野字出屋敷)にあったようです。
2010年12月にデジタル化されました。デジタルでは、場所が移転してJR姫新線相野踏切の北側、すぐそばにあります。
画像はありませんが、アナログ時代の設備の説明です。パンザマストにボックスタイプのミニサテ局でした。
送信アンテナは、全社共用5素子リングアンテナ2段1面(垂直偏波)。
受信は、全社共用の16素子リングアンテナ2列で竜野中継局受けでした。受信ポイントは、集落背後の里山の山頂部
(標高・約92m)にありました。
なお、状況がハッキリしませんが、同じ受信地点に姫路西脇中継局の受信アンテナもあったようです。
(ただし手元の資料では、姫路西脇中継局の親局は、姫路西中継局になっており、どういうことなのかが分かりません。)
また、送受信チャンネルが全局、親局と同一でした。

それでは、デジタル中継局を画像で紹介します。



全景です。ちょうど背後の踏切を電車が通過中です。
アナログ中継局は、後方の集落内にあったと思われます。

送信アンテナです。
形式はアナログ時代とは異なり、8素子リングアンテナ2段2面のようです。

アナログ受信ポイントは、後方の山の山頂部だったと思われます。(未確認です。)

また、デジタル中継局でも受信アンテナが見当たりませんので、別の場所で受信しているようです。
(デジタル受信ポイントがアナログと同一場所なのかは未確認です。アナログと同一との一部情報があります。)

 


敷地の様子です。鉄柱に機器があります。

アナログでは地区の南側に中継局がありましたが、デジタルでは地区の北側に中継局が移転し、受信アンテナの向きを
変更する必要がありますね。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV SUN
チャンネル 44ch 46ch 34ch 38ch 40ch 42ch 36ch
出力 各局とも 0.03W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV SUN
チャンネル 22ch 13ch 16ch 15ch 17ch 14ch 26ch
リモコン 10
出力

各局とも

0.01W

Copyright ©2014 mitearuki.  All rights reserved.