送 信 塔 見て歩き
兵庫県 ・ コミュニティーFM
N様 提供の画像で紹介します。


たんばコミュニティエフエム

イタリ山中継局  2018年4月撮影 (漢字では、至山と書くようです。)

当放送局3番目の中継局です。

HPや神戸新聞の記事によりますと、2018年3月4日に「みんなでアンテナづくり」イベントが開催され、10代から80代までの
市民ボランティア約60人が集まり、中継局機材を山頂まで担いで運び上げたとのことです。

また、設置費用の一部には、インターネットで資金を募る「クラウドファンディング」で寄せられた約13万円が活用されました。
(国からも難聴解消支援事業に認定され、約380万円の補助を受けています。総務省の資料では、当中継局の設置費用は、
総額564万9千円のようです。)

当中継局が開局することで、市内の人口カバー率が60%から80%にUPしたとのことです。
 


ふもとから見た山の全景です。

 

携帯電話会社の鉄塔にアンテナが設置されています。 角度を変えて2枚。

 


八木アンテナが見えます。 

 

送信アンテナは、3素子八木が2面です。 それぞれ1枚。

 

局舎は、斜面に設置された携帯基地局の下段にあります。

 


FM中継局には、表札は無いようです。(補助事業のシールのみです。)

ツーカーホン関西の表札がまだあります。現在は、KDDI(au)です。

 


それと、イタリ山には、アナログ時代には、NHKのみの山南(さんなん)中継局が設置されていました。

ここで、かつての山南中継局の様子です。
開局は、1969年12月。送信アンテナは、4L1段3面、受信は2波共用3mグリッドパラボラにて氷上中継局受けです。
チャンネルはGが51ch、Eが49ch 出力は10Wです。デジタル化されずに廃局となっています。

 

放送局データ

たんばコミュニティエフエム  80.5MHz  20W


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