送 信 塔 見て歩き
京都府 ・ 中継局
N様提供の画像で紹介します。


和束テレビ中継局  2020年1月撮影

和束(わづか)中継局は、相楽郡和束町杣田の湯谷山に設置されています。

当中継局は、アナログ・デジタルともにNHK総合とKBSのみ開局しています。

最初にかつてのアナログ中継局の様子です。
開局は、NHK−Gが1975年2月、KBSが1980年1月です。
NHK−Eと 大阪民放が開局していないところを見ると、生駒山の電波は届く地域のようです。

開局が5年違いますが、2社共用の中継局です。
送信アンテナは2波共用4L1段1面+6L1段2面+6L2段1面の複雑な構成です。
受信は送信点にて、NHK−Gが16素子リングアンテナ2列2段、KBSが3mグリッドパラボラにて、どちらも京都基幹局受けです。

なお、NHK−Gは1997年5月に、KBSは2003年3月に、それぞれ親局を山城田辺中継局から京都基幹局へ変更しています。
(変更理由は未確認です。) 

また、当中継局では両チャンネルともアナアナ変更の対象でした。

NHKは2009年3月30日に、KBSは同年4月1日にデジタル化されました。

それでは現在の様子を画像で紹介します。 



遠景です。 中継局がある湯谷山周辺は茶畑が広がっているとのことです。

 


全景です。 デジタル中継局は新築です。

鉄塔を見上げてみました。

 


敷地の様子です。

 


局舎を角度を変えて2枚。

表札です。

 

送信アンテナを角度を変えて3枚。 デジタルもアナログと同様に複雑な構成です。

 

受信アンテナを角度を変えて2枚。 デジタルでは、2波共用オフセットパラボラにて京都基幹局放送波受けです。

 


モニターアンテナです。

銘板です。 アナログ時代のものです。

 


使用目的がよく分からないSHF系の八木アンテナがあります。



湯谷山の山頂です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 KBS
チャンネル 38ch 40ch
出力 各局とも 10W

両チャンネルともアナアナ変更の対象でした。変更前のチャンネルはNHK−Gが31ch、KBSが29chでした。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 KBS
チャンネル 30ch 28ch
リモコン
出力 各局とも 1W

©2020 送信塔見て歩きWeb