送 信 塔 見て歩き
京都府 ・ 中継局
N様提供の画像で紹介します。


宇治志津川テレビ中継局  2020年1月撮影、NHK受信点は2020年2月撮影

宇治志津川中継局は、宇治市志津川地区の高台にあります。

まずは、かつてのアナログ中継局の説明です。
NHKと大阪広域民放4社、KBSの全局同時に1978年12月の開局です。
パンザマストにミニボックスというミニサテ局です。設備は全社共用です。

送信アンテナは全社共用の5素子リングアンテナ2段2面。受信はNHK−GとKBSは共用の16素子リングアンテナ2列で、伏見(宇治)桃山中継局受け。
NHK−Eと大阪民放4社は8素子八木で生駒山受けです。受信アンテナは、どちらも中継局から約200m離れた同じ場所にありました。

また、1994年3月に機器を更新しています。また、一部の局は親局を変更しているようです。

全局、2010年3月末にデジタル化されました。

それでは、画像でデジタル中継局を紹介します。



ふもとから見た遠景です。

拡大しました。


全景です。

 

送信アンテナは、5素子リングアンテナ2段2面が2セットです。(上段・NHK−GとKBS共用、下段・NHK−Eと大阪民放4社共用)
角度を変えて2枚。

 

機器を角度を変えて2枚。
 

受信ポイントはアナログ同様、離れた場所(送信点から南南東の山中)にあります。(NHKを除きアナログと同じ場所です。 )


全景です。

機器部を拡大しました。

 


16素子2列2段はKBSの伏見桃山中継局受け。 角度を変えて2枚。

機器の銘板です。

 

16素子1列は、大阪民放4社共用の生駒山受けです。 角度を変えて2枚。 それと機器の銘板です。
 

NHKの受信ポイントは、送信点から北西へ直線距離で約500m離れた「明星町団地」南側入口付近に設置されています。

N様より、追加取材で画像が届きました。 撮影は2020年2月です。


曲がり角の正面に見えます。

 


全景です。

別角度から。

敷地の様子です。

 


受信アンテナの拡大です。
16素子リングアンテナ2段2面です。

機器です。

機器の銘板です。

ところで、なぜNHKはここに受信点を設けたかと云えば・・・


受信アンテナの向いている直線道路まっすぐ先方向を見ると・・・

正面の山に親局の伏見桃山中継局が見通しです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV KBS
チャンネル 50ch 52ch 56ch 58ch 60ch 62ch 54ch
出力 各局とも 0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 MBS ABC KTV YTV KBS
チャンネル 25ch 13ch 16ch 15ch 17ch 14ch 30ch
リモコン 10
出力 各局とも 0.01W

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