送 信 塔 見て歩き
京都府 ・ ラジオ中継局
N様提供の画像で紹介します。


KBS舞鶴ラジオ中継局  2021年7月撮影

KBS舞鶴ラジオ中継局は、舞鶴湾の入口東側半島、関西電力・舞鶴発電所北側の高台に設置されています。住所は、舞鶴市千歳字小磯です。

当中継局は、1957年4月開局という、古くからある中継局です。1983年10月には、周波数を変更の上、出力も100Wから1KWに増力しています。
さらに、2002年3月には、局舎・送信設備の更新や送信アンテナ位置を移動させています。鉄塔も2基運用にしました。(ただし、2002年の時点では、
鉄塔は1基のみでの運用です。)

そして、2003年6月30日には出力を1KWから指向性付きの2KWへ増力しています。 (鉄塔2基での本格稼働)

これは、すぐ近くに関西電力・舞鶴発電所が建設され、その高い煙突の影響で、電波の飛びに支障が出ると予想されたためと思われます。
(発電所は、2004年8月に営業運転を開始しています。 煙突が建ち上がったころに、2基運用を始めたようです。)

こちらは、舞鶴湾の西側半島から見た 対岸の発電所と山の上の送信鉄塔です。(グーグルストリートビューより)
 

 
こちらは、発電所横から見た中継局の遠景です。

 


鉄塔を拡大しました。 送信アンテナは、60m高の支線式 2基運用です。 航空画像で確認すると、ちょうど東西に並んでいます。
 


最初にも書きましたが、当中継局では送信鉄塔を移動していますが、旧局舎は解体せず継続使用しているようです。

最初は、2基の送信鉄塔の中間にある局舎の紹介です。(旧鉄塔は、この付近にあったのかもしれません。←未確認です。)


2棟あります。 旧局舎らしいです。(手前は新しいかも・・・。)

黄色の局舎には、発電機があるようです。

 


表札があります。 コールサインと周波数も書かれています。
 


続いては、東側の鉄塔と送信局舎です。


鉄塔の全景です。

トップ部です。

中間部です。

 

鉄塔下部を角度を変えて2枚。

 


送信局舎です。

給電部です。

 


こちらは。西側の鉄塔です。


鉄塔の全景です。

トップ部です。

中間部です。

 

送信 局舎を角度を変えて2枚。

 


鉄塔基部と給電部です。

支線基部です。 両方からの支線がある場所です。゛

 



中継局のすぐ北側には砲台跡の遺構があります。

説明の杭です。

中継局データ

KBSラジオ舞鶴  1215KHz  2KW


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