送 信 塔 見て歩き
比叡山(京都市・大津市)
N様提供の画像で紹介します。


京都府 テレビ基幹放送所 / NHK教育・大阪広域民放4社 京都中継局  2022年4月撮影

N様より、2022年4月撮影の画像が届きました。当放送所・中継局では、新たに2018年2月に
KBSのFM補完中継局が開局しています。  今回は、それを含め現状を紹介します。



裏側から見た全景と鉄塔の拡大です。

まずは、KBS関係のアンテナです。

デジタル送信アンテナを角度を変えて2枚。

 

こちらは、新設のFM補完中継局の送信アンテナです。モバキャスアンテナかあった場所に設置されています。
ST2段です。 角度を変えて2枚。

KBSのFM補完中継局の送信場所は、NHK−FMやFM京都の小塩山ではなく、テレビ基幹局と同じ比叡山の一本杉に設置されました。
出力も3KWと強めです。

これは、滋賀県を意識したものと思われます。実際、KBS発表のエリア図を見るとFM波のサービスエリアは、
主に東方向で、京都府南部と滋賀県のほぼ全域をカバーしています。(中波ラジオのKBSは滋賀県も
サービスエリアに含まれていますので、FMでの対応も当然です。エリア図を見る限り、KBSは
滋賀県には、FM補完中継局を設置しなくても良さそうです。)


続いてNHK関係のアンテナです。

デジタル送信アンテナを角度を変えて2枚。

 


こちらは、局舎壁面にある教育テレビ(Eテレ)の送信アンテナです。
 


続いては、大阪広域民放4社関係です。

こちらはKBS局舎壁面に設置されています。送信アンテナを角度を変えて2枚と受信アンテナです。

 


NHK局舎を前側と裏側から2枚。

 


鉄塔のパラボラアンテナです。

NHK局舎屋上のパラボラアンテナです。

 


NHK局舎にもう1基パラボラがあります。
 



NHK局舎のロゴです。

 


NHKの表札です。

看板が新しくなりデジタルの表示です。他社のものは無いようです。

 


最後は、過去画像との比較です。


2005年7月

2014年9月

2022年4月

鉄塔の様子です。

 


2005年7月

2014年9月

2022年4月

元アナログ鉄塔のアンテナの移り変わりです。アナログ→モバキャス→FMに変遷しています。 ゲイン塔もすべて別物のようです。

 


2014年9月

2022年4月

アンテナ直下にあった四角のボックスが消えています。モバキャス関係のものだったようです。

当放送所・中継局では、モバキャス関係が撤去され、KBSのFM補完中継局のアンテナが取り付けられた以外は、特に変化は無いようです。
  


放送所データ アナログ デジタル リモコン
テレビ チャンネル 出力(映像) チャンネル 番号 出力
NHK総合 32ch 10KW 25ch 1KW
KBS京都 34ch 10KW 23ch 1KW

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル京都中継局データ

デジタル NHK教育 MBS ABC KTV YTV
チャンネル 40ch 33ch 38ch 42ch 35ch
リモコン 10
出力 各局とも 20W

KBS京都 FM補完中継局  94.9MHz  3KW


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