送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
滋賀県・中継局
Ｎ様提供の画像で紹介します。

日野鎌掛テレビ中継局　　２０２０年２月撮影

日野鎌掛（ひのかいがけ）中継局は、蒲生郡日野町鎌掛地区をエリアとする中継局です。日野鎌掛郵便局、南東側のこんもりとした丘に設置されています。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
１９７７年１２月に全社同時に開局しています。パンザマストにボックスと云う全社共用のミニサテ局です。

送信アンテナは全社共用８素子リングアンテナ２段３面（垂直偏波）です。受信は送信点から東南東へ約５００ｍ離れた地点にあります。
全社共用１６素子リングアンテナ２段２面にて彦根中継局受けです。（なお、当中継局は全局とも送受信チャンネルが同一です。）

全局、２０１０年１２月末にデジタル化されました。

それでは、画像で現在の様子をを紹介します。デジタル中継局は、アナログ中継局の隣に新築されました。
なお、アナログ設備は送信点・受信点とも撤去済みのようです。

遠景と鉄塔の拡大です。

別角度から見た遠景と鉄塔の拡大です。　　郵便局横の通りからの撮影です。

全景を角度を変えて２枚と鉄塔の拡大です。

送信アンテナを角度を変えて３枚。　２段ずつ２セットと思われます。　素子の大きさから見て、上段がハイチャンネル、下段がローチャンネルと思われます。

鉄塔基部を角度を変えて２枚。

機器です。

ＮＨＫの看板があります。滋賀県でよく見かける形式です。

続いて受信点の紹介です。

この山に受信ポイントがあります。　日野ダリア園付近からの撮影です。

受信ポイントは、鎌掛城跡の一角にあるようです。アナログとほぼ同じ場所で彦根中継局を受信しているようです。

全景です。

受信アンテナを角度を変えて２枚。

敷地の様子と受信機器です。

それぞれの機器の銘板です。

ケーブルの埋設案内があります。

近くの山頂表示です。

受信点と送信点を結ぶケーブルです。　「しゃくなげ街道」を横断しています。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。