送 信 塔 見て歩き
静岡県 ・ 中継局


島田伊太テレビ中継局  2017年5月撮影

島田伊太(しまだいた)中継局は、島田市伊太地区の高台にあります。
水道設備がある近くです。付近の道が狭いので、水道施設下の広場に隣接の駐車場に車を止め、5分ぐらい歩いての訪問です。
この地域の特徴ですが、辺りは茶畑が広がっています。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。

開局は、NHKとSBSが1978年3月、SUT・SATV・SDTが1997年3月です。開局時期が同じ局同士共用の中継局です。

送信アンテナは4L1段2面、それぞれ全局共用です。
受信は、それぞれ共用の1.8mグリッドパラボラにて島田中継局受けです。(NHKとSBSは、物見塚時代から島田中継局受けです。
当時の受信アンテナは未確認です。)

2010年10月にデジタル化されました。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。


水道施設付近から見た遠景です。

 


少し別の角度からの拡大です。

 


さらに別角度から。


全社共用デジタル中継局

デジタル化に際しては、全社共用で後発中継局横に中継局を新築しました。現在は、後発中継局は撤去済みです。

 

デジタル中継局の全景です。右奥に旧アナログ鉄塔が見えます。

デジタル鉄塔の拡大です。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。

 

 

局舎です。表札等はありませんでした。
その代わり、補助金を受けたとのシールが、あちこちに貼ってありました。

受信は、全社共用グリッドパラボラにて島田中継局を放送波受けと思われます。

 


GPSです。

監視装置の携帯電話アンテナです。ここにも補助金の札が・・・。

旧NHK・SBS共用アナログ中継局 跡

NHK・SBS共用中継局は、送信アンテナは取り外されていますが、局舎・鉄塔は、そのまま放置されていました。


現在の鉄塔の様子です。

なお、局舎を含めた全景を撮りたかったのですが、草が生い茂り局舎が見えるポイントが見つかりませんでした。

 


送信アンテナ跡です。

受信のグリッドパラボラが残っています。

受信パラボラの上に何か取り付けられていた跡があります。
親局の島田中継局が物見塚だったころのVHF受信アンテナ跡かもしれません。

なお、牧之原移転後、島田中継局はアナアナ変更の対象で、旧チャンネルがローバンドだったのに対して、
新チャンネルはハイバンドが割り当てられたため、旧チャンネルの受信パラボラ跡の可能性もあります。←未確認です。

 


局舎です。手入れがされておらず雑草でフェンス内が見えにくいです。

表札です。前ピンで申し訳ありません。


この辺りにも茶畑が広がっています。



向こう側の高台に島田中継局が目視できます。

 


拡大しました。



また、付近から粟ヶ岳(上) ・ 大代山(下)も見えます。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 SBS SUT SATV SDT
チャンネル 43ch 45ch 41ch 39ch 32ch 37ch
出力 各局とも 10W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 SBS SUT SATV SDT
チャンネル 40ch 42ch 47ch 38ch 49ch 36ch
リモコン
出力 各局とも 1W

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