送 信 塔 見て歩き
石川県 ・ 中継局


NHK七尾中継局  2006年7月&8月、2007年11月撮影

まずは、2006年7月撮影の画像です。

NHK中継局では、何か工事が行われていましたが、大きな変化はありませんでした。
ただ、パラボラが2基増えていました。
 
NHK中継局の全景です。       小さいパラボラが表と裏に2つ増えています。

大きいパラボラが金沢向きならば、新パラボラは、宝達山よりもさらに東向きのような気がします?。
NHK七尾ラジオ中継局にも能登島方向へのパラボラが新設されていましたので、これは、ラジオの
STLかもしれません。また、向こう(北向きにもパラボラが増えています。)



T字路近くの斜面で土木工事をしています。

七尾デジタル中継局については、また訪問することにします。


8月1日から七尾からデジタルの試験電波(PN信号)の発射が始まったとの情報が入ったので、中継局の
完成写真の撮影と試験電波の受信のため再度訪問しました。 以下は、2006年8月撮影です。

  
全景です。                 トップ部のデジタルアンテナです。  別角度から。
NHKでは、デジタルアンテナを先端部に追加する形で取り付けました。アンテナは、3面で1方向のみ2段です。
北方向が2段、東面(富山湾方向)にはエレメントがありません。

 

  
さらに別角度から。            見上げてみました。        裏側から。北向きのパラボラもあります。


ところで、前回訪問時に少し離れた場所での土木工事は、何だったのでしょうか?。
  

 


樹木が伐採されてよく見えました。受信用の八木アンテナが3セット6本、大きなパラボラが1つ、
それと、FMの送信機器ボックスがありました。受信点の工事だったようです。
そういえば、局舎の鉄塔に八木アンテナがありませんでした。(今までFM受信アンテナが無いことに気付きませんでした。)


敷地内に、工事の残骸が放置されていました。いろいろありましたが、その中で、今まで鉄塔の先端に
付いていた避雷針(?)を掲載しておきます。
  
この右に機器類も放置されていました。  元の付いていた状態です。


2006年8月の訪問時に、中継局付近で地デジの受信を試みてみました。
52chと53chでNHK、20ch,30ch,39ch,61chで民放が電波を出していました。至近距離なのに
なぜか20chのMROのみ電波が弱くレベル50程度でした。(他の局は、99です。)
PN信号に付き、画像はありません。画像付きの電波は、8月18日かららしいです。
2006年10月1日に開局しました。


以下は、2007年11月撮影のものです。

   
全景です。前回訪問時に比べ様子が    建物脇にも何かあります。
変わっています??。

 

  
1つは、パラボラでした。                 もう1つは、トップ部にあったもののようです。
どれを取り外したの??。                また、アンテナを取り替えたのか???。

 

  
これは、2006年8月撮影のもの。     ん、パラボラを取り付けるため、鉄骨を取り替えたようです。
                          また、その分アンテナ高さも上がったようです。

デジタルアンテナを一旦フランジ部で支柱からはずし、鉄塔の最上部を抜き取り、形状を変更・パラボラ基台を
取り付けた上、デジタルアンテナを伸ばした支柱に戻したようです。(この工事、一晩で行ったのでしょうね。)

前回と微妙に違う角度で、デジタルアンテナをどうぞ。
  
別角度から3枚。


鉄塔にパラボラも、追加されていますので、どうぞ。
  
正面側(南側)から見上げてみました。 こちらは、東側からです。       北側からです。

以前に比べ、にぎやかになっています。

この3つのパラボラが、増えました。
  
上のものは、珠洲向きのようです。  下のものは、輪島向きと思われます。 南に向いている小さなものは、
                                     羽咋受信用と思われます。

地面に転がっていたパラボラは、鉄塔下部に取り付けられていた、北向きのもののようです。(中央の写真の
パラボラ位置にあったようです。)


実は、増えたパラボラは、これだけではありません。
  
少し離れた南向き斜面の受信アンテナでも、水平2基のパラボラが増えていました。

 

さらに、こんなところにも。
  
FM鉄塔の先端にもパラボラが追加されています。


  
FM鉄塔の全景です。左にデジタルアンテナも見えます。    左画像は、FM鉄塔の基部です。

NHKの能登方面への地デジ伝送は、TTL方式を採用しています。ただ、パラボラが一気に
増えていますので、どれが何やらよく分かりません。
はっきり分かるのは、テレビ鉄塔の北側の上が珠洲向け、下が輪島向けの送信アンテナということぐらいです。

テレビ鉄塔の南向きパラボラとFM鉄塔のパラボラは、セットで羽咋受信ダイバシティになっているのかも
しれません??。(双方のアンテナの距離が100mほどありますので、ダイバシティの効果があるのかは、
よく分かりませんが・・・。)また、南側斜面のアンテナ群については、アナログ・FM用なのかもしれません。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育
チャンネル 9ch 5ch
出力 各局とも 100W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

NHK−FM   84.4MHz   100W


デジタル NHK総合 NHK教育
チャンネル 52ch 53ch
リモコン番号
出力 各局とも 50W

当中継局ではNHK−EとHABのチャンネルが、2011年8月末から11月にかけてサイマル放送をした後、
変更(チャンネルリパック)されました。(上記チャンネルは変更前のものです。)


©2003-2007 送信塔見て歩きWeb