送 信 塔 見て歩き
石川県 ・ 中継局


七尾 民放テレビ・FM中継局   2017年12月撮影

MROが七尾でもFMによる補完放送を12月4日に開始したそうですので、さっそく様子を見てきました。

当方の予想では、旧アナログ鉄塔の最上部に4面の八木アンテナが取り付けられたのだろうと思っていましたが、全く別の展開でした。


今回(2017年12月)

前回(2016年9月)

全景の比較です。1年前と比べると、旧アナログ鉄塔が撤去され、デジタル鉄塔にFM用のSGが取り付けられています。

 


今回(2017年12月)

前回(2016年9月)

それぞれの鉄塔に取り付けられているFMアンテナの比較です。形式や向きは同じです。

 


今回(2017年12月)

前回(2016年9月)

鉄塔下部の比較です。


ここからは、今回撮影の画像で詳しく見ます。なお、デジタル部分は変更ありませんので省略します。

鉄塔の様子です。 角度を変えて2枚。

 

さらに2枚。

他にFMアンテナが見当たらないので、FM石川とMROの2社共用と思われます。

全国のFM補完中継局を確認したわけではありませんが、既存のFM民放とアンテナと共用した送信所は初めてのような気がします。
(未確認です。念のため)

たまたま、FM石川のアンテナ更新時期だったのでしょうか。(未確認です。)この2社は金沢基幹局の鉄塔も共用しています。

 

FMアンテナの拡大を角度を変えて2枚。

 


さらに別角度から。海側の東面には素子がありません。

 


FM受信アンテナです。2基並んでいます。

 


FM受信アンテナを正面から撮影。

この2基、微妙に素子の大きさが違うように見えます。向かって左の素子がやや大きいようです。
とすれば、左がFM石川、右がMROのものでしょうか。(未確認です。)

 


局舎です。

デジタル鉄塔に銘板がありました。

局舎には、特に変化はありません。表札も以前のままで、MRO FMやFM石川の表札・看板の追加はありません。
正面にあったアナログ時代からの看板は、鉄塔撤去の関係からかフェンスごと撤去されていました。

今回、初めて局舎の裏側へ回ってみるとデジタル鉄塔下部に銘板があることを発見しました。

 

敷地の様子です。 角度を変えて2枚。

 


さらに別角度から。

奥側から見たアナログ鉄塔跡です。

工事は終わっているようです。(電力線の養生カバーはまだ残っています。)なお、表札や看板に変化があるかもしれません。

 

FM石川は、アナログテレビ終了の影響で珠洲中継局でもデジタル中継局へアンテナを移転しており、大変ですね。

 

中継局データ

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

FM石川 78.4MHz 100W
MRO FM補完中継局 88.6MHz 100W

デジタル MRO ITC KTK HAB
チャンネル 20ch 39ch 30ch 42ch
リモコン
出力 各局とも 50W

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