送 信 塔 見て歩き
金沢市観音堂町


テレビ金沢&北陸朝日放送 (アナログ・デジタル)&NHK(デジタル) 放送所

  
1990年3月               2002年11月              2003年3月 (さらに、拡大)

くらべて見ると、左には、HAB関係の機材は、送信アンテナを含め、取り付けてありません。開局の1年半前
なので、当たり前といえばそれまでですが・・・。(しかし開局は、決まっていたので、設置場所のステージの
準備は、できています。)後発局は、やっぱり下なんですね。

 

  
2002年11月  局舎です。              2003年3月 タワーの基礎部分です。

 

  
看板です。(以前は、なかったような気がします。)  下から見上げてみました。
なお、放送施設を示すものは、これだけで、
放送所の正式な看板は、ないようです。

 

  
別角度からの全景と付属物の拡大写真です。 3枚とも2003年3月撮影


2004年10月に金沢市内に用があったので、何気なく立ち寄ったところ、アンテナ工事をしていました。
どうも、デジタルアンテナ関連の工事のようです。
  
突き出したように見えます。 アンテナの新設か?。(スキューアンテナです。)

 


地面には、赤い円形の物がありましたので、まだ何かを取り付けるようです。

建物にあった許可票によれば、発注者は「テレビ金沢」で11月25日までが工事期間のようです。
それ以上のことは、不明です。訪問日の日曜も工事中でした。


2004年11月初めに訪問したところ、もとの形状に戻っていました。いったい何の工事だったのでしょうか??。
新規のアンテナは、工事中の仮設アンテナ?。とすると、アナログデジタル共用のアンテナに更新していたのでしょうか。
  
2枚とも2004年11月撮影


免許申請もされたので、何か工事でもしていないかと、2005年9月初めに訪問してみましたら、予想通り(?)
KTK&HABの鉄塔で工事をしていました。
  
既設の局舎の隣で建物が新築中です。       別角度から
また、手前では、住宅を2軒新築していました。
こんな強電界地にあえて住もうとは・・・・・。

  
さらに別角度から                     鉄塔にも転落防止の網が新たにありました。
                               ただ、今のところ見た目は変化なしです。

 


この看板によれば、建築主は「NHK金沢放送局」、施行業者は「NHKアイテック」です。
と言うことは、NHK金沢の地上デジタルは、この鉄塔から送信です。


NHK局舎の建築進行具合を見に2005年11月初めに再び訪問してきました。順調に工事が進んでいるようで
完成間近と思われます。また、鉄塔中間部には、今までのアナログ用STL2基に加え、デジタル用のものが、
3基追加されていました。

  
どちらも2005年11月 撮影

 

  
左の2枚は、2005年11月撮影                    右は、比較のため掲載、2005年9月撮影

2つ並んでいるのは、KTKとHABのものと思われます。向きが違う1つは、NHKか。

今回訪問時には、鉄塔の転落防止用ネットがありませんでしたので、鉄塔の作業は終了したものと思われます。
ということは、3社ともデジタルアンテナが設置済みということでしょうか。


2006年元日に、また見てきました。NHK局舎は完成のようでした。積雪で、はっきりしませんが、
整地をすれば工事は完成と思われます。
  
局舎が二棟並んでいます。              手前がNHKです。

 


建物にロゴがあることも確認できました。


2007年12月に県内4か所で、一斉に中継局が開局します。そこで、基幹送信所に変化がないか
見てきました。 訪問日は、2007年11月下旬です。
  
西側から見た全景です。        拡大しました。上方に丸いものが・・・。 北側に回りました。パラボラです。

 

  
見上げてみました。            拡大画像を、別角度から2枚。

羽咋中継局の方向を向いているようです。なお、ITC鉄塔には、パラボラは増えていませんでした。
このことから考えると、NHKのTTL送信アンテナと思われます。


2007年3月に訪問したときには、このパラボラはありませんでした。その後、半年以上は訪問していませんでしたので、
取り付け時期は未確認です。 以下の2枚は、2007年3月撮影。
  

新規のパラボラがNHKのTTL送信アンテナだとしたら、2006年10月に開局している七尾中継局へは、
今まで、どんな方法で、放送波を送っていたのでしょうか。また、NHKと民放では、その後、なぜ中継方法に
違いがでたのでしょうか?。疑問が沸いてきました。

これまでの中継方法としては、
@放送波を羽咋の元デジタル実験鉄塔で受け、そこから能登島の七尾中継局までは、TTL中継。
A七尾中継局で、金沢基幹局の放送波を直接受信。   のどちらかだと思います。

また、NHKは、電波障害を避けるため、TTLに切り替えたのではと思います。
民放は、そこまでお金をかけれなかったのか??。


2012年11月に近くを通ったので見てきました。(撮り忘れと新設機材がありましたので追加します。)

長期間、金沢基幹局を訪問しておりませんでしたが、NHK局舎に表札があるのを発見しました。
今まで上ばかり見ていて気付きませんでした。


一階扉横に表札を発見。

拡大しました。

 

また、ラック上に東向きの2段リングアンテナがあります。その方向には、NHK金沢の中継局は無いと思われますので、
NHK富山のモニターアンテナかもしれません。(地デジ試験電波発射当時、この付近で富山各局が受信できることを確認しています。)
↑ 未確認です。

 


また、テレビ金沢のアナログSTLが取り外されていました。
HABのものは、そのままです。

さらに、NHKデジタルSTLの下に小さなパラボラが
新設されています。


別角度から。

ところで、モバキャス金沢が試験電波を出していると、後で気付き、現場でのアンテナ確認をしていませんでした。
(ただ、帰宅後画像を見返しても、テレビ金沢鉄塔やすぐ近くのITC鉄塔には、それらしいものは付いていませんでした。)
したがって、モバキャスアンテナは現時点で未確認です。今度近くへ行った時に確認します。

どちらも2012年11月撮影です。

その後の確認で、モバキャスアンテナは、ITC鉄塔にあることが分かりましたが、カバーの内側のため、形状が確認できません。

詳しくは、ITC鉄塔のページをご覧ください。


2018年10月にNHK金沢放送局が兼六園近くの大手町からJR金沢駅西地区の広岡3丁目へ移転しました。STLに変化がありますので報告します。


2002年11月

2005年11月

2018年5月

2018年11月

NHKのSTLはアナログ時代にはありませんでした。 2018年5月の訪問では、ちょうどパラボラを取り付けている作業中でした。

 

2018年11月撮影の拡大版です。
民放側パラボラのアナログ基台は、まだ残っていますが、NHKのアナログパラボラ基台は撤去されています。これって鉄塔所有者と賃貸との違いでしょうか。
(基台が残っていると賃料が高いのでしょうか。それとも、民放側は面倒だからなのでしょうか。未確認です。)

 


撮影日が戻ります。

本社側タワーにも変化がありましたので、写真を掲載します。

テレビ金沢と北陸朝日放送の本社屋上タワーにデジタル用と思われるSTLパラボラが追加されて
いましたので、以前の状態と並べて掲載しておきます。

テレビ金沢
  
2003年3月撮影             2005年11月撮影
知らない間に、2つも増えています。 上から2番目は、多分デジタル用、一番下は??。
 

北陸朝日放送
  
1991年9月撮影            2005年11月撮影           同  拡大
こちらも、1つ増えています。パネルを取り外しての追加です。


この2枚は、県庁展望台から見たKTKとHABです。 2007年3月撮影
  
テレビ金沢の一番下のパラボラは、県庁向け(?)。

なお、NHKとMROの建物は、県庁から見ると、ちょうどJR金沢駅方向になり、高層ビルに阻まれ、確認できませんでした。

と書いた後、NHK金沢のローカルニュースで見たお天気カメラ画像に、しっかりと県庁が写っていましたので、
再度、撮影画像を確認したところ、放送局の鉄塔の先端部分が写っていました。
(最終確認は取れていませんが、テレビ画像と比較すると方向は合います。)

2007年3月撮影

注・NHK金沢放送局移転後の見え方は未確認です。

 

放送所データ

アナログ     
チャンネル 石川テレビ 37ch
  テレビ金沢 33ch
  北陸朝日放送 25ch
     
空中線形式 各社とも 6L3段4面
出力 各局とも 映像10KW
音声2.5KW

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


地上デジタル放送

放送局名 チャンネル リモコン
NHK総合 15ch
NHK教育 13ch
テレビ金沢 17ch
北陸朝日放送 23ch
 
出力 各局とも 1KW

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