送 信 塔 見て歩き
富山市(城山)


アナログ終了後の富山基幹局  2012年1月、2013年12月撮影

アナログテレビ放送が終了して、もうすぐ半年です。各地から基幹局設備の撤去の報告が届いておりますが、
当方の地元、富山基幹局の状況を見ていませんでしたので、出掛けたついでに見てきました。

富山では、まだアナログ設備は健在でした。それでも、少し変化がありましたので報告します。


丸二年近く放置しておりましたが、NHK基幹局に変化があるとの情報を受け、さっそく見てきました。また、KNBにも1枚追加。


NHK富山

最初は、2012年1月撮影です。
NHKのスーパーターンは、元々FMと共用ですので、これからもこのまま(のハズ)です。

元教育テレビのスーパーゲインは10ch用ですので、場合によってはモバキャスに転用かもしれません。
でも、他で元NHKのアナログアンテナがモバキャスに転用されたところは、ありましたっけ?。

 


新旧ふたつ、縦に並んでいます。
 

 

 


新設のデジタル看板です。

看板が、デジタル用のものに付け替えられていました。また、アナログ用も今のところ、その下にあります。

 


2008年7月撮影

今回撮影。

STLパラボラと旧新川中継局送信パラボラには、変化が無いようです。ただ、上部に変化があります。

 


FPU(?)がドーム式になっています。見掛けない形です。新型?

金沢向きにリングアンテナが新設。

金沢基幹局モニター用(?)のUHFアンテナが新設されていました。
新潟向けの大型90CRは、デジタル波の受信が見込めないのか、UHF用に置き換えられず、そのまま放置です。

 


ところで、デジタル鉄塔下部の塗装が剥げていました。落雷でもあったのでしょうか?。


ここからは、2013年12月撮影です。


全景です。アナログ鉄塔(右)の中間部がスッキリしています。

 

別角度から見ると、新たなアンテナが2本ついています。社内連絡用のアンテナでしょうか。

 


また、前回訪問時にあった、金沢向き2列2段のリングアンテナが無くなっています。

 


アナログ新川中継局のパラボラも撤去されています。

アナログ看板と新潟向きの大型90CRも見当たりません。

NHK富山基幹局では、アナログ設備はすべて撤去済みと思われます。


KNB北日本放送  2012年1月、1枚のみ2013年12月撮影

KNBは、見た目の変化は確認できませんでした。確認の意味で画像をどうぞ。

撮影方向は違いますが、変化は見られません。

左画像は2007年2月撮影です。

 

 

 

 

健在のアナログスーパーターンスタイルをどうぞ。


この先どうなるのでしょうか。

一番可能性があるのは、デジタルアンテナ更新時に、STの場所まで上げることでしょうか。
その場合は、胴巻きスタイルは廃止(?)。

 

この1枚は、2013年12月撮影です。

この時点で、まだアナログスーパーターンが残っています。

最新の情報では、総務省は、外国電波の混信などに対応してFM電波を中波放送の補完波として利用しようとする動きがあります。
KNBのアナログアンテナはVHF1chですので、このままでFM電波を送信できます。
多分KNBでは、FM補完が決まれば再利用するつもりで、解体せずにいるのだと思います。

 


BBT富山テレビ放送  2012年1月撮影

BBTは、鉄塔のSTLパラボラに変化がありました。


2006年8月撮影

今回撮影。

BBTでは、頻繁にパラボラの移動をしていましたが、結局アナログ用を上から下段に降ろし、その場所
(2006年8月画像の真ん中)にデジタルSTLを置き、最終的に下げたアナログSTLを外したようです。


TUTチューリップテレビ  2012年1月撮影

TUTは変化無しのようです。現在のSTLなどパラボラです。

 


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