送 信 塔 見て歩き
長野県 ・ 中継局
S様提供の画像で紹介します。


佐久テレビ中継局  2020年8月撮影

当中継局の取材を長らく放置しておりました。S様には、画像提供をありがとうございます。

当中継局では、NHK・SBC共用アナログ中継局を継続利用する形で、2007年10月に他の民放3社も乗り入れて
全社共用デジタル中継局が開局しています。

全景です。 角度を変えて2枚。

 


送信アンテナです。

受信パラボラです。

資料を確認すると、送信アンテナは、ハイチャンネルとローチャンネルの2段に分かれています。
上段がハイチャンネルのNHK−G・SBC・NBS、下段がローチャンネルのNHK−E・TSB・ABNです。
また、アナデジサイマル時には、下段のアンテナからNHK−G(28ch)、NHK−E(26ch)、SBC(24ch)の
アナログ波も送信されていたものと思われます。アンテナ形式は、上段・下段とも6L1段2面です。

受信は、全社共用4mグリッドパラボラにて美ヶ原を放送波受けです。

デジタル化に際して、どのような工事だったのか未確認ですが、支柱が補強され鉄塔の高さがハイチャンネルのアンテナの分だけ伸びたようです。

 


モニターアンテナです。

垂直八木アンテナです。

 


表札です。アナログ時代のまま、変化は無いようです。

看板です。こちらもアナログ時代のまま、放置されています。

長野県の中継局では、デジタル化でアナログ中継局を継続利用の場合は、表札はそのままが多いですね。

 

中継局データ

デジタル NHK総合 NHK教育 SBC NBS TSB ABN
チャンネル 50ch 27ch 51ch 49ch 22ch 21ch
リモコン
出力 各局とも 3W

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