送 信 塔 見て歩き
新潟県 ・ 中継局


湯之谷テレビ中継局  2006年10月、2016年8月撮影

湯之谷中継局は、魚沼市大沢地区にある城山山頂部に設置されています。


この画像は、2006年10月に通りすがりの関越自動車道より撮影したものです。

 


拡大しました。 デジタル化前の様子です。


新潟県の魚沼地域へは、なかなか訪問する機会がなくデジタル化後も放置状態で申し訳ありません。
2016年のお盆休みを利用し、車で近寄れる中継局をいくつか見てきました。

湯之谷中継局へは、時間があれば直接訪問するつもりでしたが、ふもとへ着いたのが夕刻でしたので見送りました。
ただし、ふもとからでも設備の様子は十分に確認できました。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
当中継局の開局は、NHKが1970年10月、BSNが1971年11月、NSTが1980年10月、TNNが1982年12月、
NT21が1984年12月とバラバラです。このため、中継局の設置もNHKとBSNは単独設置、NSTなど3社は共同設置です。
(上記画像の状態です。)

送信アンテナの形式は、各社とも6L1段3面です。
受信は、NHKが共用4mプレートパラボラにて越後大和局受け、BSNが12素子八木2列で弥彦山受け、NSTは2.4m
グリッドパラボラにて弥彦山受け、TNNとNT21は共用の90CRにて小出中継局受けでした。

2009年12月にデジタル化されました。
デジタル化に際しては、アナログ中継局の隣接地に全社共用で中継局を新築しました。

それでは、ふもとから撮影の画像で現在の様子を紹介します。



魚沼市斎場付近から見た遠景です。

 


道の駅「ゆのたに」から見た遠景です。

 

上記のそれぞれの場所からの中継局拡大画像です。 アナログ中継局はすべて撤去済みのようです。

 


鉄塔の様子です。
送信アンテナはアナログと同じ6L1段3面です。

局舎です。

ん、よく見ると局舎壁面の四角のものも受信アンテナのようです。
それで、樹木が伐採されて、ふもとからよく見えるわけですね。

受信アンテナが低い位置にあるのは、何か理由があると思われます。

資料によりますと、NHKは越後大和固定局受け、民放4社は小出中継局受けになっています。
とすると、向きから見て、鉄塔パラボラはNHK、壁面の四角は民放と思われます。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 BSN NST TeNY UX
チャンネル 33ch 37ch 31ch 27ch 25ch 45ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 BSN NST TeNY UX
チャンネル 22ch 20ch 24ch 28ch 30ch 32ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

湯之谷中継局へは、直接訪問していません。


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