送 信 塔 見て歩き
新潟県 ・ 中継局


新井テレビ中継局  2004年8月(遠景)、2005年11月、2006年9月(遠景)、2007年9月、2017年11月(遠景)、2021年6月撮影

新井中継局は、上信越自動車道 ・ 国道18号線 ・ JR信越本線が並行する東側の高床山山頂にあります。
妙高市や上越市中郷地区などをエリアにしています。

開局は、NHKとBSNが1970年1月、NSTが1971年11月、TeNYが1981年6月、NT21が1983年10月です。
NHKとBSNが共用、TeNYとNT21が共用、NSTが単独で、それぞれ中継局を設置しています。

アナログ時代の送信アンテナは、各社ともグループごとに全社共用で6L1段2面+4L1段1面の構成です。
受信はNHKは約600m離れた地点でチャンネルごとに8素子八木2列、BSNは約150m離れた地点で8素子八木、
以下は送信点で、NSTは1.8mプレートパラボラ、TeNYとNT21は共用1.8mグリッドパラボラにて、全社
高田(上越)中継局受けです。

2006年11月にデジタル化されました。



除雪ステーションから撮影した高床山 2004年8月撮影

 


上記画像を拡大しました。 アンテナは、3本です。 2004年8月撮影 
左から、NST単独、TeNY・NT21共用、NHK・BSN共用です。
 


ところで、この妙高地区でも地デジの中継局の準備が進んでいるようです。


2004年8月

2006年9月

除雪ステーションから撮影したNHK&BSN中継局ですが、地デジ中継局の準備を知らずに、2006年月に何気なく
撮影してあったものをひと月遅れで確認すると、鉄塔の支えが強化され、中間部に新たにアンテナやパラボラが
取り付けられたようです。


それでは、アナログ時代からの画像を時期別に掲載します。
 

  2005年11月   007年9月   017年11月(遠景のみ)   2021年6月

 


デジタル鉄塔(旧アナログNHK・BSN鉄塔)の比較です。


2005年11月

2007年9月

2021年6月

 


高牀山への道のりです。


高床山森林公園への入口です。 大きなリスがお出迎えしています。           

 

こちらは、森林公園付近にある高床山山頂への登山道入口です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 BSN NST TeNY UX
チャンネル 53ch 51ch 55ch 57ch 59ch 61ch
出力 各局とも 30W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 BSN NST TeNY UX
リモコン
チャンネル 43ch 42ch 44ch 45ch 47ch 49ch
出力 各局とも 3W

ところで、この中継局の北西方向に約10Kmのところに西野谷という地区があります。その付近では、東京タワーからの電波が山岳回折で届き、
しかも3方が山に囲まれた地域のため、他のVHF波の妨害を受けることなく、鮮明な画像で東京のテレビが楽しめるということです。
そのため、地元ケーブルテレビ局も受信点を設け、許可を得られたテレビ東京のみを再送信しています。
現地を見てきました。

東京タワーからの地上デジタル放送も、ある程度のレベルで届いていることを2005年10月と11月の2回訪問し確認しました。

詳しくは、こちらのページから


これが、上越ケーブルビジョンの受信設備です。    こちらのページにも写真があります。

 

  
付近は、「万内川砂防公園」という自然公園になっています。


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