送 信 塔　見て歩き
群馬県 ・ 中継局

妙義テレビ中継局　２０１３年７月撮影（２００７年２月撮影の参考画像もあります）

妙義中継局は、富岡市妙義町北山にあります。
上信越自動車道を藤岡から軽井沢方面へ走行していると下仁田を過ぎてしばらくの地点で左側に見えます。以前から少し気になる中継局でしたが、
ＮＨＫとＧＴＶのみの中継局のため、横目で通り過ぎるだけでした。デジタル時代になり、東京民放５社も開局しましたので状況を見てきました。

訪問してみると、アナログ設備も、大半は残っているようでした。

ここでかつてのアナログ中継局の説明です。開局はＮＨＫが１９７２年１２月、ＧＴＶが１９８６年４月です。２社別々の中継局です。
送信アンテナの形式は、どちらも４Ｌ１段１面＋６Ｌ１段２面の構成です。（ＮＨＫは２波共用）
受信はどちらも３ｍグリッドパラボラにて下仁田中継局受けです。（ＮＨＫは２波共用）

遠景です。中継局がある場所は、工場敷地内のように見えました。

時間の関係で、別ルートがあるのか確認しませんでした。

通りからは崖の上にあるように見えます。

まずはＮＨＫです。

ＮＨＫアンテナの跡です。

受信パラボラは残っています。

続いてＧＴＶです。

送信アンテナです。

資料と違い、２方向にパラボラがあります。

別角度から。

開局日を見ますと、ＮＨＫ、ＧＴＶとも横川中継局と同時開局のようです。なお、ＧＴＶはアナアナ変更の対象でした。１９ｃｈ→３４ｃｈへの変更です。
当中継局を受けている横川中継局の受信設備にも変更があったものと思われます。

（パラボラが北西にも向いているのは、妙義中継局から横川中継局へは垂直偏波による放送波送信をしていたとの情報がありました。
　↑未確認です。）

続いて、デジタル中継局です。　デジタルでは、東京民放５社も開局し、全社共用で中継局を設置しました。

以下は、参考にどうぞ。（高速走行中の撮影につき、遠距離・ブレありです。）

鉄塔は、２本あるようです。

拡大しました。

上記画像は、この高架付近からの撮影です。こちらは、２０１３年７月撮影

中継局データ

アナログテレビでは、東京民放５社は中継局を設置していません。

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

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