送 信 塔 見て歩き
茨城県 ・ 中継局
kz様提供の画像で紹介します。


かすみがうらデジタルテレビ中継局 2014年6月、2015年4月撮影
                            (曇りの日が2014年、晴れた日が2015年です。 特に変化はありません。)

かすみがうら中継局は、土浦市小野(旧・新治村)、表筑波スカイライン ・ 朝日峠展望公園の近くの山中にあります。
当中継局は、難視対策のために設置されたデジタル新局です。当初の予定より1か月早く 2014年1月末に開局しました。

中継局のすぐ近くには、旧NTT新治無線中継所があり、その鉄塔には「モパキャスかすみがうら中継局(2016年6月末閉局予定)」の
アンテナが設置されています。 別ページで紹介しています。


それでは、kz様提供の画像で紹介します。



鉄塔の全景です。

ほぼ同じ位置からの2015年撮影。

 


送信アンテナ全体です。

双ループ5段1面です。

すぐ下に垂直偏波のグリッドパラボラがあります。

発表されているエリア図を見ると、西側の つくば市方向に長く帯が描かれ、関東鉄道常総線の辺りまで延びています。
グリッドパラボラは、それに対応する送信アンテナのようです。

でも、なぜ このようなエリア構成が必要なのか、理由がよく分かりません。

D−paの「放送エリアのめやす」で調べても民放はスカイツリーで、NHK水戸は筑波中継局でカバーできていますが・・・。
(民放にピンポイントの難視聴地域でもあるのでしょうか。 ← NHK水戸のHPには、県域放送視聴のために当中継局へ
アンテナを向けるように案内する記述はなく、スカイツリーでの視聴者のための県域放送用中継局ではないようです。)

 


受信アンテナは、ほぼ反対方向に向く2種類あります。

 


東京スカイツリーからの放送波受けと思われる民放5社の
オフセットパラボラです。

NHK水戸受けTTL(スペースダイバシティ)パラボラです。
向きがはっきりしませんが、対向は水戸デジタルタワーでしょうか。

 


敷地の様子です。

局舎を拡大しました。

表札など、局名が分かる表示は無いそうです。

 


2014年撮影
モバキャス開局前でアンテナはありません。

2015年撮影
左 ・ モバキャス  右 ・ デジタルテレビ

モバキャス中継局(旧NTT中継所)との位置関係はこうなっています。 すぐ近くです。

 

中継局データ

デジタル NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX
チャンネル 31ch 48ch 50ch 38ch 41ch 40ch 46ch
リモコン
出力 各局とも 10W

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