送 信 塔 見て歩き
山形県 ・ 中継局


飯豊テレビ中継局  2011年8月撮影

飯豊(いいで)中継局は、飯豊町と川西町の境にある赤岩峠に設置されています。

最初にアナログ中継局の説明です。
開局はNHKが1976年6月、YBCが1985年3月、TYSが1989年9月です。開局時期は異なりますが、送受信アンテナも含め
全社共用の中継局です。

送信アンテナは6L1段2面、受信アンテナは1.8mグリッドパラボラにてUHFの長井中継局受けです。(NHKの中継局名は西白鷹、
YBCの中継局名は白鷹です。この2社は、別の場所にVHFの長井中継局を設置しています。)

2009年12月末に全社同時にデジタル化されました。(アナログで開局していないTUYとSAYはデジタル新局です。)

続いて、デジタル中継局の説明です。
鉄塔はアナログからの継続、ボックス型の機器は新調されました。

送信アンテナは、全社共用8素子リングアンテナ2段2面です。
受信は全社共用16素子ひし形リングアンテナにて西白鷹(白鷹長井)中継局放送波受けです。


遠景です。飯豊町側からの撮影です。

 


拡大しました。先端がアナログアンテナ、その下にデジタルアンテナと思われます。

出力が大幅にダウンしていますので、多分、指向性が変更になり、飯豊町側にのみ送信になったのかもしれません。
その場合、川西町側は米沢天元台中継局でカバーと思われます。

 

中継局データ

テレビ NHK総合 NHK教育 YBC YTS
チャンネル 53ch 51ch 55ch 57ch
出力 各局とも 3W

TUYとSAYは、アナログ中継局を設置していません。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 YBC YTS TUY SAY
チャンネル 43ch 42ch 44ch 46ch 48ch 49ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

中継局へは直接訪問していません。


©2011 送信塔見て歩きWeb