送 信 塔 見て歩き
秋田県 ・ 中継局


戸賀テレビ中継局  2009年8月撮影

戸賀中継局は、男鹿半島の先端に近い男鹿市戸賀地区を見下ろす高台にあります。
開局は、NHKが1968年12月、ABSが1970年9月、AKTが1987年6月です。各局個別に設置しています。
(AABはアナログ中継局を設置していません。)

それと、理由は不明ですが、VHF中継局とUHF中継局は、約1Kmほど離れた、別々の場所にあります。
デジタル中継局は、電波が同じUHF中継局に併設されました。2008年9月に開局しています。



「ニノ目橋」横の駐車場から見た戸賀湾です。  4枚合成
中継局は、この画像の両端にあります。左端UHF&デジタル、右端VHFです。


まず、VHF中継局(NHK&ABS)から紹介します。


「ニノ目橋」から見た拡大画像です。

 


さらに拡大しました。

送信鉄塔が2基見えます。
 

 

それぞれを拡大します。

こちらはNHKです。送信アンテナは2波個別の3素子八木1段1面(垂直偏波)です。(上段が総合テレビ、下段が教育テレビ)
角度を変えて2枚。

 

こちらはABSです。アンテナ形式はNHKと同じです。 角度を変えて2枚。 

なお、大森山受信アンテナは、両社とも約500m離れた同じ場所にあります。 NHKは2波個別に8素子八木2列、ABSは12素子八木2列です。

 


地上からの遠景です。

拡大しました。
 

続いて、UHF&デジタル中継局です。 (アナログはAKTのみ、デジタルは全社共用・AABはデジタル新局)


「ニノ目橋」からの遠景です。

 


拡大しました。全景と送信アンテナの拡大です。

送信アンテナは、90CR1段2面です。


鉄塔を拡大しました。

送信アンテナは、2段あります。

 


別角度から、アンテナは上段がアナログAKT、下段はデジタル共用です。
どちらも90CR1段2面です。

右側に局舎も見えます。


拡大しました。

デジタル中継局は、鉄塔はアナログからの継続、局舎は全社共用で新築されました。

 


地上から見た遠景です。

 


UHF中継局への進入路があったので行って見ました。かなり進むとこの看板がありました。
ただ、その先が不明につき、時間の都合もあり、中継局にたどり着けませんでした。

なお、能代中継局受けのアナログ2.4mグリッドパラボラ(AKT)、デジタル3mプレートパラボラ(全社共用)は、
どちらも約1.6km離れた場所にあります。 デジタルは光ケーブルで結ばれています。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 ABS AKT
チャンネル 4ch 6ch 12ch 56ch
出力 0.1W 0.1W 0.1W 0.5W

AABは、アナログ中継局を設置していません。


デジタル NHK総合 NHK教育 ABS AKT AAB
チャンネル 26ch 25ch 28ch 30ch 33ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

戸賀中継局へは、直接訪問していません。


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