送 信 塔 見て歩き
秋田県 ・ 中継局
青森県のO様提供画像で紹介します。


比内テレビ中継局 2012年7月撮影

秋田県の比内中継局は、大館市比内町達子の達子森にあります。JR花輪線・扇田駅の南側です。ここは標高207mの丘で、回りは田畑のため
広範囲から見えるということです。2009年12月にデジタル化されました。
撮影時点で、まだアナログ設備が残っています。

達子森の遠景です。

 


別角度から。平地が盛り上がっているような地形です。

 
達子森の頂上には薬師神社と云う名前の神社があり、中継局はその脇にあります。

アナログ中継局の説明です。
NHKは1971年8月の開局に対して、ABSは1993年3月の開局で、20年以上の開きがあります。
送信アンテナは、全局共用の4L1段1面+4L2段2面の構成です。
受信は、すぐ近くの斜面にNHK−GとABSの共用5素子八木2基合成2列と、NHK−E単独の5素子八木2基合成2列の4本の支柱があります。どちらも大館(VHF)中継局受けです。
1995年10月には局舎と機器を更新しているようです。

一方、デジタルはミニサテ局になりました。機器は送信鉄塔に付いています。

 

アナログとデジタルの各アンテナがが一緒に付いています。

デジタル送信はリングアンテナです。アナログアナログアンテナの上下に180゜方向に取り付けられています。

送信方向は、アナログは北東から南へ回って南西方向。一方、デジタルは東西2方向のみと、異なります。

 


アナログ局舎です。

デジタル機器です。

別角度から。

 


アナログ局舎の表札です。

 


鉄塔の銘板です。3枚あります。

 


アナログ受信アンテナを3枚。

一本の支柱には2基の八木アンテナがあります。


よく見ると支柱が4本あることが分かります。

 

デジタル受信は神社の本殿を挟んで反対側にあります。プレートパラボラで大館局(大山)を受けています。

 


見上げてみました。

基部です。

 


デジタル受信アンテナ横から見た風景と標高表示です。


三角点もあります。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 ABS
チャンネル 27ch 25ch 23ch
出力 各局とも 3W

アナログ終盤では、補間波としてABSのみ「62ch 0.3W」でも送信されていました。

アナログテレビ放送は、2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 ABS
チャンネル 21ch 19ch 22ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

当中継局は、アナログデジタルともAKT、AABは中継局を設置していません。


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