送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
青森県・中継局

今別テレビ中継局　　２００９年５月撮影

青森県の今別中継局は東津軽郡今別町の尖岳（とんがりだけ・標高５２９ｍ）にあります。

開局は、ＮＨＫとＲＡＢが１９７０年９月、ＡＴＶが１９７２年１０月、ＡＢＡが１９９３年３月です。
ＮＨＫとＲＡＢは独立、ＡＴＶとＡＢＡは共用の３グループに分かれて中継局は設置されています。

送信アンテナは６Ｌ２段２面（ＮＨＫは２波共用、ＡＴＶとＡＢＡは２社共用）受信は、ＮＨＫとＲＡＢは約４５０ｍ離れた地点で
個別の８素子八木２列にて鷹森山受け、ＡＴＶとＡＢＡは約５００ｍ離れた地点で共用９０ＣＲ２列にて馬の神山受けです。

今別町は津軽半島の北端にあり、海峡を挟んで対岸は北海道と云う立地です。今別町や外ヶ浜町ではアナログテレビの時代には、
函館山からの電波が受信できていたそうですが、デジタル波については不明です。

津軽海峡線特急車内からの撮影です。　（津軽今別駅北側付近から２００９年５月撮影）

左記画像の右隅を拡大しました。同じようなものが写っています。

今別中継局って津軽海峡線車内から見えるのですね。事前調査不足でした。と云うか、この時の取材では、
当初、函館へ行く予定（すなわち津軽海峡線を利用する予定）が無かったため、沿線の中継局を調査していませんでした。

何気なく撮ったものに、偶然中継局が写っていました。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

なお、今別中継局では、２００９年１２月にデジタル中継局が開局しています。