送 信 塔 見て歩き
北海道 (函館山)
一部、提供画像があります。


函館 テレビ・FM 基幹放送所  2009年5月撮影

北海道の渡島支庁・檜山地方の基幹放送所は、函館市の中心部にも近い函館山の山頂部にあります。
山頂へは観光道路やロープウェイで簡単に登ることができます。山頂部には、展望台やロープウェイ駅、さらには駐車場などで
ぎっしりです。そんな中、放送用送信設備は、よい位置を確保しています。

函館山について調べてみると、展望台やテレビ塔があるのは「御殿山(標高 334m)」と云う山で、13もの山々の総称だということです。
(知りませんでした。)

函館山では、明治期後半に要塞建設が始まり、山全体に砲台や観測所などの施設が建設されました。この時、山頂部を平らに
削ったため、標高が15mほど低くなったそうです。
戦後、開放され1958年(昭和33年)には、ロープウェイが開業し、現在では夜景の名所として広く知られています。

山頂を削ったとか要塞の件は、NHKテレビ「ブラタモリ」でも、やってましたね。


函館山に各社が送信所を設置(開局)したのは、NHK−Gが1957年3月、HBCが1958年12月、NHK−Eが1960年8月、
STVが1961年12月、HTBが1969年11月、UHBが1972年4月、TVhが1993年11月です。


ふもと(市街地)から見た全景です。

 


JR函館駅付近から見た遠景です。鉄塔の並びは、このあたりからがきれいでした。

こちらは、ロープウェイから。

 


東側から見た全景です。 (2枚合成)
左からUHB HTB HBC&TVh NHK STV です。

西側から見た全景です。
左からSTV NHK 奥にHTB 手前HBC&TVh 奥にUHB。

 


大阪府のT様提供の画像です。 2010年10月撮影
 



函館山を海越しに西側から見た画像です。 JR特急車内から撮影。

 


拡大しました。 ブレは、ご容赦ください。

 


ロープウェイのケーブルが見え.るポイントもありました。 JR特急車内から。


各局別に紹介します。

  NHK    HBC・TVh    HTB・UHB & 民放FM
 

  STV     FMいるか     その他の設備(お天気カメラなど)
 

  「山頂からの風景」や「特急車内からの撮影」など
 


  2019年2月の様子です。 知人提供
 

  2019年8月の様子です。 F様提供
 


放送所データ

アナログ チャンネル 出力(映像)
テレビ NHK総合 4ch 1KW
NHK教育 10ch 1KW
HBC 北海道放送 6ch 1KW
STV 札幌テレビ放送 12ch 1KW
HTB 北海道テレビ放送 35ch 10KW
UHB 北海道文化放送 27ch 10KW
TVh テレビ北海道 21ch 10KW

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

周波数 出力
FM放送 NHK−FM 87.0MHz 250W
FM北海道 88.8MHz 250W
FMノースウェーブ 79.4MHz 250W
FMいるか 80.7MHz 20W

地上デジタル放送  チャンネル リモコン 出力
NHK総合 18ch 1KW
NHK教育 14ch 1KW
北海道放送 17ch 1KW
札幌テレビ放送 15ch 1KW
北海道テレビ放送 23ch 1KW
北海道文化放送 25ch 1KW
テレビ北海道 19ch 1KW

©2009-2019 送信塔見て歩きWeb