「富山の新聞事情」  2012.1.29 掲載


この項目には、当方の個人的な研究に基づく、推測・判断も多く含まれています。誤りはご容赦ください。
また、知らないうちに状況の変化もあるかと思います。
なお、ここに書かれることを元に関係新聞社への問い合わせは、ご遠慮ください。(笑)


◎番外編 越中座・深夜見学会

当方、過去に一度、北日本新聞社印刷工場の深夜見学会に参加したことがあります。
会議室のような所で説明を聞いてから、午前0時半すぎに工場に入りました。ちょうど、オフセットフィルムが順次運ばれ、機械にセットされている所で、最後の面(多分1面)のセット完了が午前1時少し前でした。

ここから、原版が出てきます。

これが、輪転機本体です。

 


午前1時ちょうどに機械のスイッチを押すセレモニーもありました。

 

左・スイッチが押されると、勢いよく新聞が出てきます。  中・10分もしないうちにいっぱい溜まります。
右・ここから紙が供給されます。また、用紙は、最後まで来ると止まることなく、瞬間的に交換(継ぎ足し)されます。

 

左・お土産に6部も、貰ってきました。
右・午後11時頃に一度工場に入り、新聞に載せる集合写真を撮りました。この中に当方も写っています。

この日は、上記紙面にある花火(午前0時)を載せるために、最初から2版を印刷する予定になっていました。

この深夜見学会、過去数回催されましたが、ここ何年かは開かれていません。読売新聞を受託するようになってからは無理かもしれません。

 


見学会の話のついでに、先に新聞の博物館「メディアプラザ」があると書きましたが、その展示内容は豪華なもので、同社の歴史や重要紙面のパネルや機器類などの現物展示、新聞検索、さらには新聞配達ゲームもありました。

「メディアプラザ」の見学前に、横浜の新聞博物館(ニュースパーク)も訪れていたのですが、遜色なく驚きました。
ほとんど同じ新聞配達ゲームがあったのには、思わず笑ってしまいました。
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スクリーンに映る風景を見ながら、固定自転車をこいで左右の家へ時間内に何軒、新聞を配達できるかを競う、シミュレーションゲームです。もしかして、他の施設にもあるのかもしれません。

 

見学時にいただいたパンフレットです。