「阪神・淡路大震災」


1995年1月17日午前5時46分に発生した兵庫県南部地震は、被害の大きさから「阪神・淡路大震災」と名付けられています。
日本で初めて大都市を襲った地震災害です。発生が早朝と云うことで、号外と夕刊からの報道です。

当時の神戸新聞の活動の様子は、2010年1月に嵐の桜井翔さん主演のドラマ(『神戸新聞の7日間』・フジテレビ系)でも
紹介されており、ご存じの方も多いと思います。

このドラマの中で桜井さんが京都新聞社から運んだフィルム原稿から刷られた当日の夕刊です。(なお、新聞用紙ではなく
白い紙に印刷された、実物大のもの ← おそらくフィルム原稿から直接刷られたものと思われます。)

新聞用紙ではありませんが、現物です。

当日の神戸新聞夕刊は、京都新聞社で作成され、フィルム原稿を神戸へ
運んで、神戸で印刷されました。紙1枚の4ページ建てです。

半年ほど後に、神戸新聞社様より、お送りいただきました。
その節は、たいへんお世話になりました。ありがとうございます。

 


左・1月18日付朝刊   右・1月17日付夕刊

1月17日付夕刊の題字です。

 


朝日新聞大阪最終版 1月17日夕刊と18日朝刊

読売新聞大阪最終版 1月17日夕刊と18日朝刊

発生翌日、18日付の読売新聞朝刊・大阪最終版が、16ページで他紙よりページが少ないのは、工場に被害でもあったため
なんでしょうか?。この件について、紙面に「おことわり」もなく、ネットで調べても何も出てきませんので、今だに謎です。

 


北日本新聞と北陸中日新聞の1月18日付朝刊です。

 


阪神・淡路大震災に関しては、特別縮刷版をはじめ、ドキュメントや検証など、数多くの書籍が出版されました。
当方の購入したものを紹介します。

全国紙3社の特別縮刷版です。

 

神戸新聞社の本です。「神戸新聞の100日」は、先に書いたフジテレビドラマの原作本です。

 

朝日新聞から出ていた、新書です。

 

毎日新聞の希望新聞は、「東日本大震災」でも同じタイトルが採用され、同様の記事が掲載されていました。