◎朝日新聞の題字◎

朝日新聞の題字は、東(東京・名古屋)と西(大阪・西部)の本社で背景の地模様が異なっています。(創刊当初は、それぞれ東京・大阪の文字が朝日の上に書いてありました)

また現在は、大阪本社を除く、東京・名古屋・西部・北海道の本社・支社発行版では題字左横に天気予報欄があり、版別に掲載都市が異なっていますので、あわせて紹介します。(ここを見ると、大体の配布地域が分かり便利です。)

おっと、富山が東京管轄からはずれた今、12版▲がどうなっているか未確認です。←今までは、申し訳なさそうに一番下に出ていました。↓
2012年5月に東京版12版▲(新潟・長野 両版)で確認しました。富山県が管轄から外れた後も、題字横天気予報は、変化がありませんでした。逆に、何で変更されないのか謎です。

一部売りでは、一般的な他紙より20円高い150円ですので、旅行先などで県ごと・版ごとに買うと結構痛い出費です。


東京本社版

1985年8月17日付

1997年7月5日付 40000号です

2001年2月11日付 幅が広くなっています

  

続いては、最近の天気予報付きを、版別に紹介します。

12版▲、富山版が大阪へ移管前のものです。

東北地方向けの13版▲です。

関東地方向けの13版▲です。

 


12版▲新潟版

富山県が東京本社管轄から外れた後も、新潟・長野向け12版▲の天気予報表示地域に変更はありません。
(2012年5月現在)

 

 

関東地方向けの13版セット版です

関東向け14版です。全国的な表示になっています。

 


現在の夕刊題字です。

 


朝日新聞東京本社は、1980年春まで千代田区有楽町に本社がありました。当時の題字を発見しました。
 
1980年5月17日付です。


ところで、一部の全国紙は、海外でも現地印刷しています。
1993年1月にハワイで購入した朝日新聞がありましたので紹介します。

13版統合版をベースにしています。一面欄外の日付は、英語表記併用です。
また、紙齢表示は英語です。第三種郵便認可表示はありません。

題字下の広告はなく、国際衛星版であることと発行所が記載されています。


海外仕様の新聞用紙を、そのまま使用しているため、1面あたりの幅が狭く、
長さが余る妙な大きさでの印刷になっています。(幅に合わせるため、印刷
自体も少し小さいです。)

画像は、カラーが12版▲ですが、国内版と同じであることが分かります。

 


テレビ欄は、欄外にWD(国際版のことか?)の表示があります。内容は東京版そのままですので、現地では
まったく役に立ちません。

 


北海道支社版


1981年5月22日付

 

続いて、北海道版の天気予報付き題字です。

 

12版▲です。

13版です。

14版です。  13版、14版の天気予報地域は同じです。

名古屋本社版

1980年12月26日付
 

13版です。
 

14版です。
13版と14版で天気予報の地域の違いはありません。

 


大阪本社版

1994年10月18日付

現在の大阪本社版題字です。

 


2012年の夕刊です。


西部本社版

1975年2月26日付

 

続いて、西部版の天気予報付き題字です。


10版です。

13版です。

14版です。  13版、14版の天気予報地域は同じです。

上記10版は鹿児島版ですが、島根にも配達されているようです。