◎スポーツ紙の題字 4◎

沖縄では、全国紙と同じように東京からの航空便でスポーツ紙が毎日運ばれてきます。

そんな中、スポーツニッポンは琉球新報社と日刊スポーツは沖縄タイムスと、それぞれ提携して現地印刷をしています。ただ、方式が少し変則的ですので説明します。

琉球新報社が発行しているスポーツ紙の題号は「新報スポニチ」です。一方、沖縄タイムス社は「日刊スポーツ」の題号で発行しており、発行元を見ないと沖縄版だと分かりません。
内容は、両紙とも広告は一部沖縄のものに差し替えられていますが、それ以外は、それぞれのスポーツ紙(東京版)そのものです。

しかし、この二紙には公営競技面(ギャンブル面)はなく、ページもその分薄いです。そのためか価格は、どちらも60円です。なお、一面が競馬の重賞レース予想の場合は、そのまま掲載らしいです。←行き当たったことがないので不明です。
ギャンブル面がないのは、沖縄には公営競技場がないのが理由らしいですが、電話やネットでも投票できるので、スッキリした説明ではありません。県民意識なんでしょうか。
それと、12ページ建てが基本のようで、東京版からギャンブル面やテレビ欄・広告面を除いても収まらない場合には、社会面・芸能面が半分だったり無かったりするようで、買う方には、こっちがギャンブルだったりします。←当方が、沖縄で買った時の印象です。

なお、那覇空港や一部のコンビニでは、この2紙を含め東京版のスポーツ紙が運賃込みの少し高い価格で買うことができます。


新報スポニチ

11版が発行されることもあるようです。

 


日刊スポーツ沖縄版

 

この2つ、微妙に違うのは、たまたまでしょうか、それとも形式が変わったのでしょうか。