KNB地上デジタル 「試験放送」開始

きょう(2004年7月1日)の午前5時放送開始時から、北日本放送では、デジタルによる試験放送を始めました。なお、出力はチューナーのレベルメーターから判断すると10Wのようです。6月22日の試験電波発射から、わずか10日足らずでの試験放送ですが、準備が完了したということでしょう。事実上「開局した」といってもよいです。

事前の情報で、7月から試験放送が始まることは知っていたのですが、これまでの例から、風景などの環境映像か、デジタル放送を知ってもらうための広報番組が毎日延々と放送されるのかと思っていたら、いきなりアナログと同一の通常番組がスタートしたのには、正直驚きました。
画面の右下に「試験電波発射中」の文字はいつも出ていますが、ほとんど気にならず、プロ野球中継など、ごく一部の番組だけですが、ハイビジョンが楽しめます。(わが家はまだですが・・・。)
確か、まだ予備免許のはずですが、コマーシャルを含め通常番組を流すとはびっくりです。(予備免許で、こういうことができるのか????。なぜ本免許に切り替えないのか?・・・。不思議ですが、これまでの私の中の常識が覆りました。)

話題を変えて、深夜の試験電波と違い、いつも電波が出ていますので、いろいろ試してみました。

まず、当方のチューナーでは、メーターのレベルが36以上でないと正常に復調されないことが分かりました。(34か35では、画像が固まるかブロックノイズだらけです。33以下では、まったく映りません。)
それと、高岡では8素子のUHFアンテナ(しかも室内で)でも2階であれば、レベル40程度で十分に映像が映ることが分かりました。(富山方向に高い建物がない条件です。)

以上の結果から、受信できるエリアは、かなり広いような気がします。時間をつくって調査してみたいと思います。

NHKについては、今のところ情報がありませんが、私の予想では8月に入ってから何か動きがあるのではないかと思います。(オリンピックもありますし・・・)


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