「地上デジタル放送の試験電波」受信

きょう(2004年6月22日)の早朝、富山県内に初めて、デジタルによるテレビ電波が流れました。予定では、午前3時ごろからでしたが、台風情報などのため、NHK総合の番組が押して遅い開始になりました。NHK総合の放送再開は、4時30分ですので、あわただしく短い、試験電波のスタートです。

UHF27ch(NHK総合)に合わせ開始を待っていたのですが、NHK総合(アナログ)のニュース終了とともにデジタル波が送出されたようですが、メーターは振れますが、最初のうちは電波が弱く、画像が出ませんでした。そうこうしてるうちに、レベルが50近くから画像が出てきました。ほかはどうかと、チャンネルを替えると、運良くKNBの局名アナウンスのところで、動くカラーバーとデジタルのコールサインのアナウンスを聞くことができました。

なお、この時間帯のアナログ波は、各局ともカラーバーの送出で、混信等を調査しているようでした。
(関係あるのか分かりませんが、石川のHABもずっとカラーバー表示でした。)

また、この一回目の試験電波は、フルパワー(1KW)だったようで、高岡での受信レベルは、当方のチューナーのメーターで80ぐらいでした。NHK総合テレビの放送再開時間が近づいた4時25分ちょうどに前触れや終了アナウンスもなく突然、試験電波の発射が打ち切られました。

試験電波の内容を紹介しておきます。
NHKは立山の大自然を撮影したもの(10分間繰り返し。総合、教育とも同じ画像。途中2回『試験電波発射中』とコールサインを字幕表示。アナウンスなし。)
KNBは立山を中心とした富山の代表的な風景を『試験電波発射中』と社名・コールサインの字幕を
かぶせたまま約7分間繰り返しです。(画像の切れ目に動くカラーバーとともに男性アナウンサー
による「コールサインと試験電波発射中」のアナウンスがあります。)

それと、KNBは、お昼前と夕方のニュースで、試験電波発射の話題を取り上げていましたが、NHKは、朝・昼・夕・晩のいずれの時間でも取り上げていませんでした。


6月23日早朝の試験電波の発射では、前日に比べ余裕もあり、各局とも出力を上げたり下げたりして、チェックしているようでした。時間によってメーターが45ぐらいから80ぐらいまで変化していました。
24日も午前3時ごろにテレビをつけるとKNBのみ電波が出ていました。すぐにスイッチを切ったため、その後NHKも電波を出していたかは不明です。また、25日・26日は、チェックしておりません。


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